家づくりは、なぜ『資金計画』から始めるべきなのか?

前回、家づくりはまず『資金計画』から始めるべきであるという
ことをお伝えしました。では、その理由とは
『家を買った後も、ゆとりのある生活をしていただくため』です。

この『資金計画』がしっかりしていないと、家を建てた後に、
✔家を建てたはいいけど、住宅ローンを払うだけのために必死で
仕事を続けなければいけなくなる...パートもしなきゃならない
✔自分の小遣いが減ってしまい、友達と遊びに行ったり、同僚や
部下と飲みに行ったり出来なくなる・・
✔家族で旅行に行くことはおろか、外食やちょっとしたお出掛け
さえもちょっと我慢が...
✔子供のモノを買うことだけでいっぱいで、自分たちの買いたい
モノがほとんど買えなくなる...
✔子供の進学のためや老後のための貯金が全く出来なくなる...
といった状況を引き起こす可能性がグンと高くなります。

実際、あなたの周りの方の中にも、こんな状態に陥っている人が、
少なからずいらっしゃるのではないかと思いますが、懸命なあな
たなら、こんな人生を送りたいとは思わないですね。
もちろん家を建てたすぐは、家もピカピカにキレイだし、マイホ
ームが持てた嬉しさで多少のことは我慢できるでしょう。
しかし、年月が経ってしまえばどうでしょうか?
おそらく不満が募っていくことは間違いないと思います。

だから、こうならないためにも『資金計画』を、最初にしっかりと行う必要があるんですね。

しかし・・・
先のことまで考えて『資金計画』を行ったはずなのに、あるいは
住宅会社に『資金計画』をきっちり行ってもらったはずなのに、
『資金計画』に、そして家づくりに失敗する人が後を絶たないと
いう現実があることも知っていただければと思います。
住宅ローンの返済額が上がって生活がカツカツになってしまった
り、支払いが出来なくなってしまいマイホームを手放さざるを得
なくなってしまったり、という風に。

では、一体それはなぜでしょうか?

その理由は、大きく分けて3つあります。

まず1つ目の理由は、
『土地と建物以外にかかる費用について、事前にしっかりと計
算出来てない』ことです。

そして2つ目の理由は、
『大事なお金のことを後出しする建築会社が多いため、建物に
かかる具体的な金額が把握出来ない』ことです。

最後に3つ目の理由ですが、
『その人にピッタリの住宅ローンが選べていない』ことです。

主にこの3点を理由に、『資金計画』に数多くの人たちが失敗して
しまっているようです。
ですから、そうならないためにも、次回はこの3点について、掘
り下げてお伝えしたいと思います。

それでは次回もお楽しみに♪